らくらく情報活用策4:感動のネタを申し送る

2016/03/22

前回は「原因情報」なんて難しい言葉を使ったので、面食
らってブログ読むのを途中でやめた方がいるかも知れませ
んね(笑)

要するに、お客様の来店や購買を促す材料=原因になりそ
うな、言葉を変えるとお客様の満足、喜び、感謝、共感、
感動などを生む材料になるネタ情報だと思ってください。

例えば、ヘアサロンで、「髪を伸ばしたいけれど、伸ばす
と髪の痛みが早くなる」という困りごとをお客様が漏せば
、「髪が痛み易い人向けの必殺ケアメソッド」を準備して
来店を促したり、

エステやリラクサロンで、ダイエットに挫折し易い方だと
いうことがわかれば、「食べて痩せるヒミツの食事法」を
指導するとか、

通常のサービスの範囲外のことで、お客様に「自分のため
に、ここまでやってくれるのか!」と思わせるためのネタ
を記録して準備をするということです。

また、共有というのは、万が一、他の担当者が施術するこ
とになった時でも、その「ネタ」が使えるように準備する
ということです。

このような「顧客満足」のネタを起点に仕事の段取りを考
える習慣をつけることは、とても大切だと思います。

このことがお客様の期待以上のサービスにつながり、お客
様に「好かれ」、「気に入られ」、「喜ばれ」、「忘れら
れない」という信頼関係作りにつながります。

尚、上の例では、既存のお客様とのお付き合いを例に挙げ
ましたが、新規の見込み客との人間関係を作って初回契約
に持ち込む際も同様です。

次回は、この「申し送り事項」を活用してお客様への対応
に備えた段取りを、チーム全体で効率よく進めるための管
理方法について解説します。

クリエイトバリュー 代表 中村 宏

ブログ社長のIT秘書