コンサル報酬(額)の考え方

コンサルティングという仕事の中身は
非常に多様なものが含まれます。

そこで、どういった報酬の考え方をするかについては、

提供するサービスの内容以上に、
お客様としっかり合意しなくてはなりません。
 

【1】お客様に実現目標があるか?

 
最近、見積もりの出し方を変えました。

基本的に「どのくらい(費用)がかかりますか?」
というご質問には、原則として、
ある条件が満たされている場合にのみお答えします。

その条件とは、すべてのご依頼やご相談において、

「お客様が明確な達成目標を立てている」
ことと、
「成果に対する報酬」
という考え方をしていただけることの2つです。
 

【2】目標達成への成功報酬

 
例えば、現在の会社の粗利益が年間5千万円の所を、
1年後に1.5倍にしたいのか、3倍にしたいのか、

目標の大きさによって、実際にやることは大きく違って
きます。

だから、達成目標もお聞きしないうちから
「どのくらい(費用)がかかりますか?」
なんて言われても、見積もりのしようがありません。

そんないい加減な見積もり依頼では、
責任のある仕事はできないと考えています。

コンサルタントの仕事は「成果へのコミット」であり、
「手間賃をもらうこと」ではありません。

「成果にコミットして」仕事をさせていただく以上、
成果に対する成功報酬という考え方
に合意していただくことが絶対条件です。

この点が、コンサルタントがシステム屋さんと
大きく異なる点だと思います。

システム屋さんの場合は、
「成果物を作るコストに対する見積もり」
であって、

特に成果にコミットする訳ではありませんから。

依然として、筆者をシステム屋と思っている人がいますが、
そうではありませんので、どうぞご理解ください。

尚、目標作成自体も、ご支援の対象です。
 

【3】リスクに対する保障

 
コミットする範囲が全く違うものを、
単なる価格だけを比べ「高い/安い」などと評価するのは
全くナンセンスなことです。

仕事を引き受ける以上はこちらも覚悟をしているので、

お客様にも目標必達のための最大の努力をしていただく
ことになります。

以上より、

価格感の大きさだけで、
提案を採用する、しないを決めるような会社さんとは
申し訳ないけどお付き合いできません。

当方を「目標達成をコミットするパートナー」として
みていただける企業さんとのみ、
お付き合いをさせていただきます。

このような考え方をしていただける企業さんには、
「リスクリバーサル」(返金保障)
という制度を適用させていただきます。

以上が、筆者のコンサル契約に関する報酬(額)の
考え方です。

もし、何か疑問に感じることがあれば、
以下のアイキャッチ画像をクリックして、
問い合わせフォームからお知らせください。

クリエイトバリュー代表 中村 宏

“コンサル報酬"/