「ITを使った効率化」って何だ?

あくまで「お客様を創る」という観点からの話ですが、

会社経営でいう効率化の本質とは、あくまで

1)お客様に、

2)より大きな満足や期待を感じさせることで、

3)より少ない労力で売り上げにつなげる取り組み

と言って良いと思います。

 

効率化とは顧客満足を通じて売上を上げるための取り組み!

 

まず、本年のブログ運営についてひとこと。

本年は、「お客様づくり」をテーマにしながら、

「お客様づくりにIT を活用するための方法論」

と、

「お客様づくりの実践手段としての動画活用」

との2つのテーマを、週ごとに切り替えて掲載します。

あらためてよろしくお願いします。
 

さて、自分たちが楽になるだけの工夫を

そんな自己都合のものは効率化とは言えないと書きました。

それは単なる手抜きと言っても良いかもしれない。
 

例えば、「営業の報告が効率化できた」としても、

それだけで満足してはいけないんです。

それからどのように顧客満足につなげて、

売り上げを作っていくのか。

その一連のプロセスを見通して、必要な手を打たなければ

効率化のための取り組みをしたとは言えません。
 

特に、

 

お客様との接点では絶対に手抜きをしてはいけない!

 

お客様と接する部分では、

デジタルではなく、アナログな方法で、

できるだけ多くの時間と、

多くの手をかけるべきです。

お客様に「共感」や「感動」を感じてもらうためです。

この部分で労力を惜しんではなりません!
 

こういう意味で、

IT を活用して業務を合理化、効率化しようとする時、

本来デジタルなやり方に置き換えてはいけない部分を

デジタル化してしまうのは最悪です。
 

ところが、この間違ったデジタル化を

ITを導入することだと思っている人がかなりいます。
 

IT化を肯定する立場でも、否定する立場でも、

どちらにとっても大変重要な問題だと思うので、

次回と、その次の2回でこの問題を切り込んでみたいと思います。
 

クリエイトバリュー 代表 中村 宏

“ファンづくり"/