「売り込まない」集客のための動画づくり

商品やサービスを売り込まなくても、お客様創りができる、

そのような動画活用の手法がある。

というお話しです。

 

【1】売りたかったら売り込むな

 

竹田ランチェスターの実践者で著名な経営者の1人に、

(株)福一不動産の古川隆という社長さんがいます。
 

その古川社長の著書に「売りたかったら売り込むな」

という題名の書籍(あさ出版)があるのですが、

「ものを買って欲しければ、売り込んではいけない。

まずは相手の困りごと(ニーズ)を知る努力をしよう。

(質問をする=相手を認める)

そして相手が喜ぶことは何かを考えて実行しよう。

これを徹底すれば、売り込まなくても売れる」

ざっと大まかに要約すると、こういう内容です。

 

【2】視聴者との関係を作る

 

前回の尾関さんの動画では、

直接的な売り込みは一切やっていません。
 

しかし、よ〜く作品を見ると、

商材の写真や、連絡先を書いたPOPなどが

随所にありますね。
 

視聴者に抽選会というイベントを楽しんで

もらいながら、

興味や関心を持った人を

来店へと上手に誘導していらっしゃるのです。
 

動画でファンを増やしながら、

まさに「売りたかったら売り込むな」の方針で

視聴者とのコミュニケーションを深めるのための

動画作品ですね。

 

【3】売り込まず、まずはお客様の心をつかむ

 

尾関さんの作品をご紹介したのは、

商品やサービスを直接的に売り込まなくても、

お客様創りができる動画活用の手法があることを

みなさんにお伝えしたかったからです。
 

このような作品には、

絵作りのための高度なテクニックは

必ずしも必要ではありません。
 

なぜなら、映像で商品やお店の美しいイメージを

演出することが主旨ではないからです。
 

その代わり、

作品を見る視聴者やお客様が

「何を知りたがっているか」

を的確に捉えて、

その好奇心をくすぐる作品を作ることが

ポイントです。

(尾関さんの作品では「当選者の発表」)
 

このような編集方針なら、

動画の初歩的な技術があれば作れます。

映像の初心者の方も是非チャレンジされてみては

いかがでしょうか?

 
クリエイトバリュー 代表 中村 宏
 

“スマホで動画実践塾"/