【介護の現場での可能性】

2016/03/22

あるきっかけで介護サービスでのタブレット端末の可能性を
検討することになりました。

介護サービスの分野では、
1)要介護者の現状把握(アセスメントと言います)、

2)アセスメントと介護認定レベルからサービス計画の作成
(いわゆるケアプラン)

3)要介護者のニーズとサービス事業者のサービスの調整

4)日々サービスを行う中で、同時にアセスメントを継続
(いわゆるモニタリング)

5)介護報酬の請求

大まかにこんな流れで仕事が進んで行きますが、

地域の包括センター、医療機関、介護サービス事業者などが強力して
1人1人の要介護者に最適なサービスが行われます。

サービスはヘルパーさん、医師、看護師、理学療法士、作業療法士などが
サービスの種類に応じて担当し、現場でケアを実施します。
同時に非常に多くの事務作業が発生するのが介護の仕事の特徴です。

そして、要介護者や家族への窓口となり、
各機関やいろんな種類のサービスをコーディネート&調整するのが
「ケアマネージャ」と呼ばれる専門職の方々です。

現在、多くのソフトベンダーから「介護支援のアプリ」が出ていて、
介護サービスの事務作業が効率良く運用できるのですが、

如何せん、殆どのアプリはWindowsパソコンでしか動作しないようです。

これでは、要介護者と向き合う現場での情報入力や、
サービス事業者との調整の場で使える機動性が弱く、

情報の二重入力の手間や入力漏れなどを無くす対策が必要です。

ここでタブレット端末の出番です。タブレット端末を使えば、
どこで作業をしていても、いつ情報が必要になっても
すぐにパソコンにアクセスして介護支援アプリを使う事ができます。

ケアマネさんの仕事はもちろん、
現場でサービスに当たるヘルパーさんにとっても
申し送りや要介護者のプロフィール確認、サービスの記録などが
事務所に戻らなくても、その場で行えるようになります。

介護支援アプリによるアセスメント

先日、ある非常に優れた介護支援アプリをiPadから操作して
アセスメントなどを試みた所、まるでiPadネイティブのアプリのように、
非常に簡単に操作することができました。

このように「iPadからパソコンの介護支援アプリを使う」ための
ソリューション(技術)をご提供させていただきます。

いかがでしょうか?
iPadを使うことでの業務効率化の可能性を感じていただけたら幸いです。