お客様の共感を得る情報発信のコツ!

動画を集客に活用する際に、

お客様の共感を得るための情報発信のコツは、

自社の強みを(第一人称で表現するのではなく)、

「お客様が関心を持つ話題」に置き換えて

「客観的なやり方」で伝えることがポイントです。

 

「お客様が関心を持つ情報を発信するには?

 

先日のブログで

「どうすればお客様の目線で情報が発信できるか」

を考えるためのヒントを解説しました。
 

勘の鋭い読者は既にお分かりでしょうが、答えは、

自社の「強み」を、(提供側の視点からではなく)

お客様が関心を持つ話題や

お客様が感じるメリット(価値)

などに置き換えて発信することです。

まずここが非常に重要なポイントです。
 

お客様のメリット(価値)を発信する

 

そもそも、お客様が知りたいことは、

商品のセールス・ポイントなどではありません。

例えば、

・「本当に、今直面している問題が解決できるのか?」

・「この商品を使った他の利用者はどう感じているのか?」

・「購入後、ちゃんとサポートしてもらえるのか?」

などのお客様の悩みを解決できる情報です。
 

すごく単純化した例でお話をすると、

「わが社の○○はどこにも負けません。世界一です」

というのではなくて、

「わが社の○○を使うと、待ち時間が○○以下に激減します」

というようなお客様のメリットです。
 

さらに、これを第一人称で表現するのではなく、

他のお客様の声や、

お客様へ提供しているサービスの実例などを通じて

間接的に表現すること。
 

あくまで、お客様に「なるほど。そうか!」と

納得してもらうためには、客観的な伝え方が必要です。
 

客観性のある話題を通じて強みを発信する!

 

このような情報発信を行うには「戦略」が必要です。

(1)どんな人たちを対象に、

(2)どんなことに共感を感じてもらい、

(3)どのような行動をとってもらいたいのか。

少なくとも、この3つを明確にして、

どのようなシーンで、どんな表現で伝えるのが良いか。

ここを明確にすることで、作品のシナリオが生まれます。
 

戦略を検討すると作品のシナリオができる!

 

言葉を変えてまとめますが、動画の活用では、

「共感させるコミュニケーションを企画する」

ということが、もっとも重要な核心になります。

(絵作りなど、それに比べたら大した問題ではない)
 

共感させるコミュニケーションを企画する!

 

次回の動画をテーマとしたブログでは、

実際の作品を見ながら

動画で集客に成功した中小企業さんが

どのような企画をしているか、

例をあげながらポイントを解説したいと思います。
 

クリエイトバリュー 代表 中村 宏

“動画実践塾"/