政局と補助金行政の動向にご注意ください!

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石破首相がようやく辞任を表明したことにより、

自民党や内閣は、これから総裁選という政局の嵐の中に入っていくことになります。

歴史的にも稀に見る無策・無能な首相の辞任で、約1年間の暗黒政治が終わるのは喜ばしい限りですが、

同時に、政治空白の影響で、来年度に向けての補正予算の審議や決定が大幅にズレ込むことが予想されます。

この影響は補助金制度についても同様で、各補助金の(公募の)開始が遅れるだけではなくて、

予算の組み替えによって補助金制度が統廃合される可能性も考えられます。

 

このコラムでは、補助金行政の動向もリサーチをして大きな変化があれば必ずお伝えしますので、是非お読みいただき情報収集をしてください。

来年度も、同じものがあるだろうから、などとタカを括っていると、大きな変更が起きて、申請ができなくなることも珍しくありません。

 

例えばものづくり補助金は、10月3日に申請受付が開始される第21次公募から、従業員のいない一人親方は申請ができなくなりました。

従業員のいない一人親方で、ものづくり補助金を考えていたけど、まだ申請していなかった方は、今後は別の補助金制度を利用するよう方針変更が必要です。

くれぐれも準備開始のタイミングを逃さないようにお願いします。

 

尚、「自社に見合った補助金が見つからない」とおっしゃる方も、この情報収集を普段からきちっと行なってください。

一般的に、どのような会社でも、設備投資の計画は3年〜5年先を見越して準備をするのが普通です。

なので、補助金の検討は、その設備投資計画の時期に合わせて検討するのが正しい経営のあり方です。

間違っても「補助金の給付を受けられるなら設備投資を考えよう」などと考えないようお願いします。

(そんなに甘い気持ちでは、給付が受けられるものではありませんので)

 

さらに、ご自身で補助金の情報を入手する手段をお持ちでない方は、

このコラムでできるだけ新しい情報を収集して発信していますので、是非ご活用をお願いいたします。