中小企業診断士理論政策研修の講師体験
熊本県中小企業診断士協会が主催した理論政策研修の講師
を務めてきましたので、ご報告いたします。
【1】中小企業診断士理論政策研修とは
中小企業診断士は5年ごとに資格更新をする必要があり、
そのための条件として、年に1回のペースで、理論政策研
修という勉強会に参加することを義務付けられています。
筆者も例年は受講する立場なのですが、
今回は、熊本県中小企業診断協会のお声がけをいただき、
なんと研修の講師をすることになりました。
【2】お客様創りへの取り組み事例を発表
テーマは「中小企業のIT利活用支援」だったので、
内容は
1)お客様創りを指向したiPad活用による顧客管理
2)動画を活用した新しいスタイルの営業の仕組みづくり
の2つの取り組み事例を発表させていただきました。
日常でIT活用に接する機会が少ない受講者の方も多いので、
今回はITそのもののお話は全てカットして、
その代り
「中小企業の売上アップのために、スマホなどの身近に
あるITを、
どのような視点から活用することで、どのような成果が
出たのか」という主旨で、
具体的な取り組みをご紹介させていただきました。
【3】IT活用の企画にITの専門知識は不必要!
今回は中小企業診断士の先生方に向けた研修なので、
かなり厳しい評価をされるかも知れないと、
内心ドキドキして臨んだ研修でしたが、
終わってみれば、
「とても役に立つお話をありがとうございました。
さっそく活用させていただきます」
というご講評をたくさんの受講者からいただくことが
できました。
「スマホなどの最新のIT活用の企画には、
必ずしもITの専門知識は必要ない」
という主旨に、多くの受講者が賛同してくれたことを
非常にうれしく思った次第です。
さらに今回の研修では、
診断士の資格試験(3次実習)で同じ経験を共有した
同期の先生と再会できたり、
(なんと熊本県診断士協会の会長さんになっていた!)
以前、親交のあった先生と再び再会できたりと、
多くのご縁にめぐまれた研修でもありました。
自分の講演の風景は、自分で撮影ができないので、
今写真をお見せできないのが残念ではありますが、
まずは、ご報告させていただきます。
最後に、今回の研修講師にご推薦をいただきた
くまもと森都心プラザビジネス支援センターの先生方、
ならびに
研修でお世話になった熊本県中小企業診断士協会の
関係者の皆様に、深くお礼を申し上げます。
クリエイトバリュー 代表 中村 宏