省力化投資補助金(一般型)第2回公募の公募要領が公開!
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4月14日にご紹介した中小企業省力化投資補助金(一般型)の第2回公募の公募要領が昨日公開されました。
公募要領によると申請の受付開始は4月25日10:00、申請の締切は5月31日17:00、採択発表は8月下旬とのことです。
今回から「事業計画書作成の参考ガイド」という資料が公開され、申請の際に提出が必要な事業計画書の作成要領が公開されています。
その他、非常に多くの解説的な資料が公開されていて、申請者に対する事務局の配慮がとても充実しています。
【1】第2回公募の公募要領
第二回公募の公募要領は以下の画像をクリックすると読むことができます。
受付開始までの時間は短いですが、今回は第1回と異なり申請の受付期間が45日程度ありますし、
加点要素も準備に時間のかかるものはないので、
がんばって準備をすれば締め切りになんとか間に合います。
一番時間のかかる事業計画書も以下に説明する「事業計画書作成の参考ガイド」を活用すれば作成のポイントが短時間でつかめるし、
「(参考様式)事業計画書」という資料に記述しなくてはならない内容が、項目ごとに詳しく解説されているので、
この補助金に慣れていない方でも、要求されている内容に沿って事業計画書を作ることができるようになっています。
「(参考様式)事業計画書」は以下のリンクにダウンロードのボタンがありますから、リンクをクリックするとダウンロードすることができます。
【2】事業計画書作成の参考ガイド
今回から「事業計画書作成の参考ガイド」という6ページほどの資料がPDFで公開されています。
この補助金のテーマである「省力化」のイメージをはっきりさせるポイントが解説されています。
この資料の冒頭に有益なサマリーが掲載されているので、事業計画書を書く時に留意すべきこととして、以下の項目が挙げられています。
(1)現在の経営環境や具体的な業務プロセス(仕事の工程や段取りのこと)を十分に把握する
(2)現在の業務プロセスのボトルネック(つまり設備投資で省力化できる部分)はどこで、そのための設備は何か
(3)その設備は申請者固有の課題に対応するものかどうか(多目的に使える汎用品ではないこと)
(4)省力化で捻出できた人的リソースをどこに振り向けると業績向上と賃上げに繋げられるか
(5)実行可能なスケジュールや実施体制、資金計画が具体化されているか
少し、筆者の主観(というか解説)が入っていますが、概ねこのような検討を行った上で、事業計画書を作成することが求められています。
事業計画書そのものの作成は【1】で説明した「(参考様式)事業計画書」に記載してある指示に従って記述していけば完成するようになっています。
筆者もこれまでいろんな補助金制度に取り組んできましたが、
申請者の視点に立ってさまざまな解説書が用意されている点に、事務局の配慮を感じることができます。
とても親切だと思います。
皆さんからのご相談があれば、筆者もサポートしますので、既に導入したい設備などが決まっているか経営者の方は是非ご検討ください。