動画の素材を一か所に集約する

パソコンやスマホなどに保管してある写真や動画などの

素材を、編集のために一か所に集約する効果的な方法、

についてお話します。

 

【1】散財している素材を一か所に集約する

 
職場の特定の人が、撮影から動画編集までを担当する場合

は別ですが、
 

一般的に動画制作のための素材(写真や動画)は、

多くの人が撮ったものがパソコンに集約してあったり、

撮影した各スタッフのスマホの中に置きっぱなし

だったりするので、
 

職場で動画の編集を始める際は、まず、

それらの素材を、動画を編集する端末に

集めなくてはならないのが普通です。
 

ところが、この集めるという作業はなかなか大変です。

iCloudというサービスを使うのが

最も労力が少ない方法なのですが、
 

Android端末ではiCloudは使えないし、

またiCloudを使うにはWiFiの環境が必要ですが、

職場に必ずしもWiFiが整備されているとは限りません。
 

なので、Androidも含めた様々な種類の端末で、

尚且つ、WiFiに頼らなくても共有できる方法が理想的です。

 

【2】Googleフォトを活用する

 
iPhone(iPad)、Android端末、Windowsパソコン、Macなど、

様々な端末で写真や動画の素材を共有できて、

WiFi環境がなくても

携帯電話各社のモバイルデータ通信(4GやLTE)や、

有線LANにつながったパソコンで使えるサービスとして、

筆者は「Googleフォト」という無料サービスを

お勧めしています。
 

Gmailアドレスさえ持っていれば、

誰でも使える無料サービスです。
 

写真や動画などの素材を撮影して保管している端末に

Googleフォトをインストールしておいて、

また、動画編集に使うiPhone (iPad)にも、

Googleフォトをインストールしておけば、
 

撮影側の端末の写真データや動画データを、

編集側の端末で取り出して使うことができます。
 

複数の人が撮った写真素材などを

簡単な操作で一か所に集約できるので、

複数の担当者で分担して作業を行うことができます。
 

WiFiの環境がない職場で集客用の動画を制作する際に、

担当者の負担を軽減するために

是非活用されてはいかがでしょうか?

 
クリエイトバリュー 代表 中村 宏
 

“スマホで動画実践塾"/