iPadでレジを構築

これまでの機械式のレジに変わって、iPadを活用して、

低額な費用でレジを構築することができますので、簡単に

ご紹介いたします。

“スマホの抜刀術"/

 

【1】iPadを活用してレジを構築する

 
あるお客様からの依頼で、

「お店のレジが壊れたが、修理をするのに高額の費用が

かかるので、

(今後のことも考えて)

iPad を活用してレジを構築できないか調べて欲しい」

との依頼がありました。
 

なんでも壊れたレジの修理には60万円かかるそうで、

飲食店のように1日に大勢のお客様が来店するような

そんな職種ではないので、

費用は絞りたいという社長のお気持ちは良く理解できます。

 

【2】iPadレジの特徴

 
調べてみると、iPad を活用したレジ商品というのが

世の中には多数揃っています。
 

どの商品も、初期投資に若干の費用(20万円前後)が

かかるものの、ランニングコストが低額なものが多く、
 

現金の決済はもちろん、クレジットカードでの決済

(ローンの手続きは除く)、

商品登録、売上集計などの基本的な機能の他に、

売上傾向分析、在庫管理、など多くの分析機能を

オプションで使えるものまで登場しています。
 

参考までに一例をご紹介すると、

現在、筆者は以下の商品に絞り込んで調査を行っています。

1)AirRレジ(エアレジ)

2)スマレジ

3)Ubiregi(ユビレジ)

 

いずれも、導入から運用に際しては、

サポート・サービスが用意されているので、

ITに不慣れなお店でも十分に導入可能です。

 

【3】iPadレジの注意点

 
iPadレジの商品の特徴から、一般的に大きく2つ、

留意しておきたいことがあります。
 

1)クイックなレスポンスは不得意
 
iPadをWiFi接続してインターネットにつなぎ、

クラウドのレジアプリを使う形態のシステムなので、
 
ネットワークの混雑状況で(ネットの利用者数の大小で)、

レスポンスが遅くなることがあります。
 

ほとんどのiPadレジは、飲食業向けをうたっているものが

多いのですが、

飲食業では、常に、クイックレスポンスが必要とされるので、

予めお試し制度などを使って、

導入前に、実データで確かめておいた方が良いでしょう。
 

2)ローンには対応できないものが多い
 
支払いの際に、レジ単独でローンや分割払いには

対応できない商品が多いので注意が必要です。

(クレジット決済専用端末が別に必要になります)
 

このように全てに対応ができるものではありませんが、

現在のレジでの決済の内容によっては、

十分使えるお店もある思いますので、

今後の参考として是非ご活用いただければ幸いです。
 

筆者もiPadレジの導入のご相談があれば、

積極的に対応させていただきますので

よろしくお願いいたします。

 
クリエイトバリュー 代表 中村 宏
 

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