音声からダイレクトに文書を起こす
今日の「弱者の情報戦略」は、即応性を高めクイック・レ
スポンスを実現する活用法として、文書起こしを効率的に
やれる方法をご紹介します。
執筆などの作業では、頭で考えたことを文字にするために
書いたり、キーボードで入力をしている内に、最初に思い
ついたことを忘れて、書き上げた内容が最初の想いと違っ
てしまう、というような経験をすることはありませんか?
執筆は、思い付く、書く(キーボードを打つ)、読むとい
う3つの工程が必要ですが、人間の思考の早さに比べて、
「書く」部分には非常に時間がかかるので、こんなことが
起きてしまいます。
しかし、文書の体裁を調整している内に、書きたいことを
忘れてしまったのでは何にもなりませんね。
そこでお勧めしたいのが「音声入力」の活用です。
机など平らな場所がなくても、キーボードを使う代わりに
「音声入力」を使って、文書の体裁などは後回しにして、
頭に浮かんだことを、音声で素早く入力するというやり方
で、素早く文書起こしを行うことができます。
雑音の少ない静かな環境でやれば、僕の経験で95%以上の
確率で変換してくれるし、同音異義語など違った単語に変
換された場合の手直しや、段落付けやインシデントなどの
体裁の調整は後からで手修正すれば良いのです。
大抵のスマホやタブレット端末には、音声をダイレクトに
テキストに変えてくれる機能が備わっているので、是非ご
活用されてはいかがでしょうか?
クリエイトバリュー 中村 宏