「初モノ」への取り組みは時期を選ぶ

2016/03/22

「弱者の情報戦略」について、考えたことを書き下ろして
いますが、今日は「初モノには手を出さない」お話をしま
す。

ここでいう「初モノ」とは、iPadPro、SurfacePro4など
の新しい機械、Windows10や、OSX El Captan、iOS9.xな
どの新しい基本OSのことです。

新しいものの提供開始直後は、何らかの不具合や、これま
でとは違った対処法が必要になることが多く、またそれら
に関する情報がほとんどありません。

新しいものに果敢に挑戦した結果、訳のわからないトラブ
ルに直面しても、全て自己責任で解決しなくてはならない
ので、とても大きな負担となります。

なので、初モノが出た時は、できるだけ3ヶ月ほど待ちま
しょう。もし何らかの不具合や新しい対処法が必要な時は
、いろんな人が自分自身の経験や解決策ををブログなどで
発信してくれるので、そういう先人の知恵やノウハウを大
いに活用して対処するのが賢明です。

実は先日、MacのBootCamp環境でWindows10への移行を
行ったお話をしましたが、実はあの話には続きがあります

今度は、もう一台の別のMacでVMWare Fusion8というWin
dowsをパラレル実行できる環境で、Windows10への移行を
行ってみました。ところが、今度は非常に苦戦することに
なってしまいました。

ディスプレイの仕様(VMWare SVGA 3D)がWindows10
の仕様と非互換で移行ができませんって怒られたり、何と
か回避してWindows10をインストールできたと思ったら、
今度はディスプレイの解像度の調整で不具合が起きます。

Windows10

Windows10の無償アップグレードの案内が来た直後に、
調子に乗ってホイホイやっていたら、完全にお手上げの状
態になっていただろうと思います。今回も役に立ってのは
やはり先人達が発信してくれたブログでした。

Windows10

弱者の情報戦略では、情報技術の専門的な問題解決は、お
客様へのサービスを極めることとはあまり関係がないので
、事前に良く調べて、問題や対処法が明らかになってから
着手するか、そういう問題にも対処してくれるパートナー
を探すことをお勧めしたいと思います。

クリエイトバリュー 中村 宏