速報!2025年の5大補助金が決定!
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11月29日の政府閣議において、国会に提出する補正予算案(補助金を含む)が正式に決定されました。
中小企業生産性革命推進事業が予算総額3,400億円で、これにはものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、事業承継・M&A補助金(旧事業承継・引継ぎ補助金)が含まれます。
大規模成長投資事業が予算総額1,400億円で、これには中堅・中小企業大規模成長投資補助金が含まれます。
【1】中小企業生産性革命推進事業
昨年度の補正予算の総額が3,000億円でしたから、今年度の補正は400億円増加したことになります。
本年度に続き、ものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金が継続して実施され、さらに今年度までの事業承継・引継ぎ補助金が事業承継・M&A補助金と名称を変え、実施されることになりました。
いずれの補助金も、中小企業の賃上げ政策の一環として実施されます。
(賃上げの条件は各補助金によって異なります。各補助金の最新の公募要領をご覧ください)
このように補正予算の総額は昨年度より400億円増えましたが、それほど大きく拡大されたわけではありません。
従って本年度のように、年度の前半で予算を使い切ってしまったために、それ以降の公募が停止されるという事態が、来年度も十分に想定されます。
なので、この4つの補助金の申請を考えていらっしゃる方は、以下に今年度の公募要領を掲載しますので、これを参考にして今すぐに準備を始めてください。
ものづくり補助金の公募要領(第18次締切)はこちらから
IT導入補助金の公募要領はこちらから
小規模事業者持続化補助金の公募要領(第16回公募)はこちらから
事業承継・引継ぎ補助金の公募要領(9次公募:経営革新枠)はこちらから
【2】大規模成長投資事業
昨年度の補正予算の総額が1,000億円でしたから、今年度の補正は400億円増加されています。
大規模成長投資事業で実施されるのは、中堅・中小企業大規模成長投資補助金です。
この補助金は、工場や倉庫、販売拠点の新設や増築、最先端の機械や省力化のための設備、ソフトウェアの購入やシステムの構築などに使える補助金です。
投資規模が最10億円以上で補助上限額が50億円までの大型の補助金で、設備投資により従業員や役員の賃上げを支援することを目的にしています。
(各都道府県の最低賃金の直近5年間の上昇率を上回る賃上げを行うことが条件)
また書面の審査に加え、プレゼンテーション審査という独自の審査が行われることが特徴です。
本年度はR6年度中に支払いを終える計画の事業は特別枠で、それ以外の事業(来年度以降に渡るもの)は一般枠で公募が行われました。
中堅・中小企業大規模成長投資補助金のホームページはこちらから
以上、早めにお伝えした方が良いと思いましたので、速報として概要のみお伝えいたしましたが、
国会での審議の結果が確定したら、各補助金とも即公募が開始されますので、
来年度に補助金の申請を考えておられる方々は、できるだけお早めに準備を開始してください。