初心者でも集客用の動画が作れるコツ

動画の影響力は大変に大きいものですが、
「映像で人を感動させて行動を促す」という戦略には、
相当に高度な技術が必要です。

中小企業には非常に負担が大きいので、
思い切って考え方を変えて、
中小企業でも使える戦略を採用しましょう。
 

【1】中小企業の動画活用とは

 
CM動画などのイメージをメインとした動画では、

広告宣伝で10万ページビューくらいの再生数を
稼がないと、広告の効果は出ない

と言われていて、
これには莫大な宣伝費用が必要になります。

こんなやり方は、
とても中小企業の戦い方とは言えません。

そうではなく、集客という目的に絞って、

「メッセージを伝える目的で動画を活用する」

という戦略をとってはいかがでしょうか?

この2〜3年で、全国の多くの中小企業の方が、
動画でメッセージを伝える集客法を実践しています。

この方法なら、プロが使うような高度な撮影技術や
編集の技術を使わなくても、

自分で、必要な時に動画でメッセージがを作ることが
できるし、

YouTubeやFacebookなどのソーシャルメディアを
活用するので、費用もかかりません。

集客のために、動画を使って伝えるべきメッセージは
以下の4つです。
 

【2】誰に見て欲しいのか

 
最初に、その動画作品は、

「誰に見て欲しいものなのか」、
「皆さんの商品やサービスの対象は誰なのか」

を伝えます。

例えば「◯◯の専門サービス、◯◯です」
みたいなオープニングや動画のタイトルなどで、

最初に、「あ、自分に向けられたメッセージなのだ」
と判断してもらうことが目的です。
 

【3】どんなプロフィット(利益)があるのか

 
動画で紹介しているあなたの会社の商品やサービスを
使うことで、

「お客様のどのような問題が解決するのか」を伝えます。

「◯◯という問題に困っていませんか?」、
「◯◯のような問題を解決します」

というようなメッセージです。
 

【4】どんな変化が起こるのか

 
あなたの会社の商品やサービスを使うことで、

お客様のライフスタイルやビジネスが、
どのように変わるのか

をできるだけ具体的に伝えます。

「◯◯するだけで◯◯のようになります」

というようにできるだけ具体的に伝えます。

あるいは、

「この商品をお買いいただいた◯◯さんからの
お礼のハガキを紹介します」

のように、
お客様の声として紹介する方法もあります。
 

【5】どんな行動をして欲しいのか

 
ここが一番大切な部分です。

この動画を見ていただいた方に、

「どんな行動をとってもらいたいのか」

をできるだけ具体的に説明します。

電話で問い合わせをしてほしいなら、
電話番号を大きく見せます。

インターネット上に、申し込みのページを置くのなら、

そのページのアドレスを大きく見せたり、
そのページに直接飛ばすための仕組みを置く、

などの工夫をします。

特に、「あるWebページに飛ばす」仕組みについては、
中小企業でも利用できる、非常に特筆すべき機能が
あります。
 

【6】中小企業でも使える動画制作技術

 
iMovieの初心者であっても、
POPや動画を組み合わせる編集技術などを使うと、

以上の4つのメッセージを比較的簡単に制作することが
できます。

クリエイトバリューの動画実践塾では、このような
動画の活用方法をお勧めしています。

このような制作のための技術については、
あらためて詳しく解説することにしますので、
是非、楽しみにしていてください。

クリエイトバリュー 代表 中村 宏

“動画実践塾"/