補助金バブルを活用しよう!

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4月25日に、かねてから準備しておいたものづくり補助金の2件の申請をやっと済ませて、ほっと一息をついたら、

なんとまあ、同日、同補助金の第20次締切の公募が発表されました!

これで4月27日現在、以下の補助金の公募が開始された状態で、まさに補助金バブルの時代となっています。

1)ものづくり補助金(第20次締切)
2)新事業進出補助金(第1回公募)
3)中小企業省力投資補助金(一般型)(第2回公募)
4)中小企業成長加速化補助金(1次公募)
5)小規模事業者持続化補助金(一般型第17回公募、創業型第1回公募)
6)事業承継M&A補助金(専門家活用枠)
7)IT導入補助金

こんな状態は非常に珍しく、長く続くものではありませんから、この流れを捉えて自社の設備投資などにうまく利用していただきたいです。

以下に各補助金の要点を再度まとめておきます。

【1】ものづくり補助金(第19次締切)のふりかえり

 

昨年3月の第18次締切分の公募が行われて以来、約1年ぶりで公募が再開されました。

今回の公募までには十分な準備期間があったので、多くの申請者が申請を行ったのではないかと思うので、採択は相当な激戦になるであろうと考えています。

今回の公募より、申請の仕方が大幅に変更されていて、電子申請システムが全く新しいものになったこと、基準期間という考え方が導入されたこと、事業計画書が電子申請入力となって図表などは別紙でA4版のPDF3ページ以内でまとめることが求められたこと、など、

申請書類を従来から準備しておいたけれど、申請書類の大幅な書き換えが必要となったので、正直大変でした。

しかし、電子申請システムの完成度は大変に高く、入力の必要な項目数が最小化されるような工夫がしてあったので、入力に必要な時間も1〜2時間くらいで終わりました。

また、受付開始直後に補助事業完了時期が設定できないトラブルがありましたが、すぐに不具合が修正されて、とても信頼性の高いサポート体制が敷かれています。

さらに、従業員のいない、いわゆる一人社長、一人親方(筆者もそうですが)には関係のない最低賃金要件などの申請要件も、電子申請システム上では入力不要となっていたので、実態通りに計画を入力することができました。

尚、4月25日に発表された第20次公募は、申請受付開始が7月1日、申請の締切が7月25日と発表されていますので、

加点要素として福岡県の経営革新計画の承認を取得したい方は、5月25日までに福岡県に申請を提出する必要があります。

【2】各補助金の要点のまとめ

 

いくつもの補助金制度が同時に公募開始となっているので、一体何がどう違うのか、自社で利用するとしたらどれが良いのか、

などをつかんでもらうために、主要な補助金制度の要点を一覧表にまとめておきました。

以下の画像をクリックすると拡大画像が表示されますので、是非ご活用ください。

公募中の補助金のまとめ