待望の「事業承継M&A補助金 事業承継促進枠」が始まる!
多くの人が期待を込めて公募の開始を待ち望んでいたと補助金制度です。
7月18日付けでついに、「事業承継M&A補助金」の第12次公募「事業承継促進枠」の公募が開始されました。
経営者の交代や事業承継を行なって、会社を成長・発展させる取り組みに対して補助を行う制度です。
「国内の店舗・事務所等の工事、国内で使用する機械器具等調達」などを目的にした設備費によって、
機械装置やシステム構築費用のみならず、事務所建屋・内装などの改修工事なども対象になります。
建屋の改修に使える補助金は非常に少なく、身近で使えるものは本補助金を含めて3つしかありませんので、
事務所や店舗の改修工事をしたい人は絶好のチャンスです。
事業承継の対象は、法人の経営者交代(役員や従業員員への経営権・所有権の委譲)、個人事業主の場合は親族内の事業承継であって、
本年9月9日〜5年後の9月8日までに事業承継を完了させることが条件となります。
補助金申請額の上限は800万円(賃上げ特例加算で1000万円に)、
補助率は小規模事業者の場合2/ 3(一般の中小企業は1/2、800万円をこえる部分は1/2)、
前回の第11次公募の採択率はなんと60%という非常に高い採択率だったので、今回の第12回公募も期待して良いと思います。
これまで、さまざまな補助金制度を紹介してきましたが、
申請手続きが比較的簡単であること、採択率が非常に高いこと、幅広い用途に使えること、1人親方でも使えること、800万円までの給付を受けられること、などから、
個人的には、「最も狙い目の補助金」ではないかと思います!
ただし、申請の受付開始まで期日の余裕がありません。
電子申請の開始が8月22日(金)、申請の締切日が9月19日(金)17:00となっており、申請期間がわずか4週間しかありません。
また、申請に必要な加点要素である経営力向上計画の認定取得に、今から取り掛かると審査だけでもまるまる30日程度かかります。
(その他、経営革新計画の認定なども加点要素として有効ですから、既に取得している会社は武器になります)
なので、今回の第12回公募に申請をしたい人は、できるだけ早く準備に取り掛かってください。
また、次に「事業承継促進枠」の募集があるかどうかわかりませんので、今回の公募を絶対に見逃さないようにお願いします。
ご希望の方には当事業所も全面的にサポートさせていただきますので、遠慮なくご相談ください。