携帯電話のアドレス帳をiPhoneやiPadへ移す(1/2)

2016/03/22

2012年にhatena で投稿したテーマですが、古くなったの
で内容をリニューアルしてお伝えします。ただ、かなり長
くなるので、今回と次回の2回に分けて投稿します。

携帯電話からの移行はもちろんですが、SDカードにアドレ
ス帳のバックアップをとって、iPhoneやiPadなどで使える
ようにするための一般的な手段としてご活用ください。

【1】ローカルだけか、共有環境までやるか

携帯電話ショップなどでもアドレス帳の引越しをサービス
でやってくれますが、大抵の場合、iPhoneやiPadの中の「
ローカルな転落先」(アドレス帳)に移行するだけです。

これでは万が一、スマホを紛失したり、盗難に遭ったり、
水没や破損などで使えなくなってしまうと、大切な連絡先
のデータが全て失われてしまいます。

もちろんバックアップを取って有事に備えるのが望ましい
ですが、もっと管理が楽になる良い方法があります。特に
、自分のパソコンや、2台持ちなどをしている他のスマホ
などでも使いたい場合などに備えて、ローカルな連絡先だ
けではなくて、「共有環境」に置いておくことをお勧めし
ます。

共有環境としては、連絡先を共有して使う端末が全てAp
ple社の端末なら、iCloudを利用するのが最も簡単です。

もし、連絡先を共有して使う端末にWindowsパソコンや
Android端末が含まれる場合は、GoogleのGmailのアド
レス帳の活用をお勧めします。

Gmailなら、世の中のあらゆる端末を同期させられるので
「連絡先のデータの管理」が、Windowsパソコン、Mac、
iPhoneやiPad、Android端末など、利用する端末の種類に
よらずどこからでもできるようになります。

【2】引越しのための操作の手順(全体)

アドレス帳を引越しするための操作手順は、どんな手段を
とるかによって以下の2通りの流れを選択してください。

ケース1.SDカードを使って自分でやる場合

1)携帯電話でアドレス帳をSDカードにバックアップ
2)パソコンでSDカードのデータをGmailのアドレス帳へ
3)iPhoneの連絡先を共有環境と同期させる設定を行う

ケース2.携帯ショップの機械で引越しを行う場合

ショップの機械でアドレス帳をiPhoneに移した後、以下の
操作を行ってください。

1)iPhoneの連絡先を共有環境と同期させる設定を行う

では、次回は以上の操作の具体的な手順をご紹介します。

クリエイトバリュー 中村 宏

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