構造化によるSEO対策の進め方と効果

【1】検索したらトップに表示された!

 
先日、「ファン創り」というキーワードで
Googleを検索していたところ、

当事業所の「ファン創りの名人」がトップに表示され、
大変びっくりしました。

コツコツと進めていたSEO対策が、ようやく身を結んだ
というところでしょうか。素直に嬉しいです。

しかし、筆者は、お金をかけてリンクを貼ってもらったり、
SEO対策専門のプラグインを利用するなどの、
いわゆる業者を使ったSEOは一切やっていません。

日常的にできる「構造化マークアップ」の取り組みを
自分で地道にやっているだけです。

皆さんの参考になればと思いますので、
簡単に紹介させていただきます。
 

【2】構造化によるSEO対策

 
構造化によるSEO対策には、
大きく2つのやり方があります。

1)重要なキーワード、見出し、タイトルなどの関連づけ

本日、お話しする構造下によるSEO対策です。

2)パンくずリスト活用する。

サイトを訪問してくれた人が、
「今、自分はどこにいるのか」

をわかるようにするための住所表示のようなものです。
これは、またの機会に解説します。

今回は1)について、
本日あなたがブログを書くと想定して、お話しを進めましょう。

まず、本日伝えたい「重要なキーワード」は何か、
を決めてください。

例えば、「SEO対策」をキーワードにする場合は、
「SEO対策」という言葉を含むように投稿記事を作成します。

次に「見出し」をつけます。
文書を段落ごとに分けて、各段落に「小見出し」、
幾つかの段落をまとめて「中見出し」をつけます。

もちろん「SEO対策」と関連性を持つ見出しを考えます。

ブログの記事には「専用の見出し」がつきます。
(普通は自動でつくので意識しなくて良いです)

それから、「大見出し」というのもあるんですが、
これはブログのタイトルなどに使います。

見出しを定義するには「hタグ」というHTML言語の
記述法を使います。

「hタグ」には大きなものから順に、
以下のものがあって、各々役割が違います。

h1 ブログのタイトルなど「大見出し」 に使う
(サイトの中に同じものは1つだけ)

h2  記事の「タイトル」に使う
(普通は記事のトップタイトルに使われる)

h3 記事の「中見出し」に使う

h4 記事の「小見出し」に使う

h5 サイドバーの見出しに使う

では、実際の見出しの作り方を説明しましょう。
 

【3】タグを使って「見出し」を作ってみよう

 
ブログにはHTMLというホームページを記述する言語で
記事を書くことができる機能が必ずあります。

このHTMLで記述する機能を使って、
各々の見出しを記事の中に加えていきます。

例えば「小見出し」の場合は

<h4>2)パンくずリスト活用する。</h4>

みたいな感じで、
「<h4>~</h4>で囲んだ内容」が小見出しになります。

「中見出し」の場合は、

<h3>【2】構造化によるSEO対策</h3>

のような感じ。

そして、記事タイトルは、

<h2>構造化によるSEO対策の進め方と効果</h2>

のような形。

ブログのタイトルは大見出しと同じです。

<h1>「社長のIT参謀」</h1>

(普通は1つだけです)

こうすることによって、記事の文書中の
キーワード→小見出し→中見出し→記事タイトル

という流れを
「ファン創り」というキーワードを軸に関連付ける
ことができます。
 

【4】SEO対策に「構造化」が有効な理由

 
Googleは定期的に、世界中のサイトを巡回して、
サイトの構造を把握して、検索のパフォーマンスを
最大化するための作業を行っています。

いわゆる「検索ロボットによるクロール」
と呼ばれる作業です。

このクロールが、効率良く行えるということは、
サイトの構造がわかりやすく、
他の利用者が参照する価値が高いサイトだと
評価しているのです。

当然ですが、この評価は、
検索時の順位の決定に大きく影響を与えます。

他にも影響を与える要素はありますが、
ブログの作者が、日常、自分で行える対策であって、
SEOの効果も大変大きなものだと思います。

いたずらにお金をかけて
業者にSEO対策を丸投げするのではなく、

このようなGoogleの検索の仕組みを理解することで、
自分でできる身近な対策から始めてみては
いかがでしょうか?

クリエイトバリュー 中村 宏

“セミナー"/