マイクロソフトからほぼ離脱できた方法(1)
最近のマイクロソフトのやり方、特にWindows10への
強制アップグレードの件で、
「サービスはあくまでお客様(利用者)の目線で
提供しなくてはならない」とあらためて感じています。
マイクロソフトは良い反面教師になってくれました。
【1】「してやっている」という思い上がり
1990年代のWindows95の登場から、マイクロソフトが
世界のパソコンの流れを大きく引っ張ってきた
「リーダー的役割」を果たしてきたのは確かですね。
WindowsOSがなかったら、おそらく、
世界のパソコンの文化はここまで発展していなかった
かも知れないと思います。
しかし、最近はなりふり構わない強引なやり方が非常に
目につきます。
3年ほど前の優れたOSであったWindows7のサポートの
停止とWindows8への半ば強引な移行に始まり、
今回の、
「Windows10への強制的なアップグレード」です。
【2】必要な時に、必要なものを、利用者の意思で
大体、仕事中に、全く関係ないタイミングで、様々な
アプリやサービスの「アップグレード」のお知らせが、
しつこくやってくることに、筆者は苛立ちを感じます。
それもなぜか「急いでいる時」に限ってやってくる!(笑)
更新をやらないと先に進めないこともあります。
面倒だから、「チャッチャと済ませて」早く本業に戻ろう
と思うけど、なぜか簡単に終わらないことが多い。
イライラした結果、操作を間違えて、
システムを復旧させるのに、さらに余計な時間が必要に
なったりすることも頻繁に発生。
こうなると、仕事をしているのか、パソコンのお守りを
しているのか、全くわからなくなります。
ひょっとすると彼らは、「知らせてやる」ことだったり、
「更新プログラムを動かしてアップデートを促す」ことが
サービスだと思っているのかも知れません。
利用者の都合なんて関係なく「自分たちの指示に従え」と
言わんばかりの姿勢を感じることもしばしば。
利用者に不便をかけて、どうしてビジネスが成り立つと
思うんだろう?と
頭の中の思考回路がどうなっているのか、非常に不思議に
思うことがあります。
利用者が、自分が欲しいと思った時に、欲しいと思うもの
を、簡単に手に入るようにするのが正しいサービスの
あり方でしょうに。
ちょっと長くなるので、いったんここまでを前半として、
明日、後半の部分を投稿します。
後半は、利用者としてどのような選択肢があるのか、
対応のやり方についてお話しします。
クリエイトバリュー 中村 宏