最小限の労力で動画を制作する工夫

2018/06/13

動画を使う集客戦略は、日々の動画制作が最小限の労力で

できることと、できるだけ長期間、継続的に情報発信する

ための工夫が必要です。

このために重要な技術についてお話しします。

 

【1】人を動かす作品の設計書を作る

 

動画の制作で一番重要な作業は、

作品の構成を検討する作業です。
 

どのような目的で、どんな行動をしてもらうために、

どんなシーンを、どのような順番で見せるか、

そのためにどんなテーマの映像を作るか、

そのためにそんな題材を撮影するかなどを決めます。
 

いわば、人を動かすための「作品の設計書」を作る

作業ですね。
 

すごく重要な作業ですが、

これに毎回時間をかけていては大きな労力が必要となり、

とても継続的に制作&発信ををすることはできません。

ごく限られたコスト(=時間)で制作する工夫を

しましょう。

 

【2】構成をパターン化する

 

このブログでお話ししているのは、

ブランディングのための動画制作法ではなく、

見る人に「共感」を感じてもらうことで

潜在的な顧客になってくれるファンを増やす、

そういう目的の動画活用です。

作品の尺(長さ)も1分〜1分半程度の

短いものを想定しています。
 

そこで、そのための1つの解決策ですが、

思いっきり作品の構成をパターン化してみることを

ご提案いたします。
 

「できるだけ多くの部分を使いまわせるよう」、

なおかつ、必要最小限の部分だけを撮影&編集して

「少ない労力で作品が作れるよう」

にするためです。
 

そのためには、毎回の作品の編集を行う際の

「土台となるひな形」

をあらかじめ準備しておくと良いです。

 

【3】ひな形となるテンプレートの作り方

 

以下の図は、今月、くまもと森都心プラザで開催した

「動画による新スタイル集客術」でお話ししたもので

ひな形作りの方法を図で書いたものです。
 

社長のIT参謀
「動画によるメッセージ」の構造!

 

共感してもらいたい「想い」を表現するための

重要なポイントは4つです。

1)この作品は誰に向けて見てもらいたいのか

2)どんな悩みや問題を解決できるのか

3)解決することでどんな変化が期待できるのか

4)どんなアクションを起こしてほしいのか

メッセージで伝えるのは、これだけで十分です。

(まだこの段階では商材の情報は最小限にすること)
 

「メッセージ」と「具体例」の部分を毎回撮影し、

編集するようにして、

その他のオープニング、行動を促す、エンディングなどは

できるだけ使いまわしするようにします。
 

こうすることで、制作時間を最小限にしながら、

共感してもらいたい「想い」の部分に集中して作品を

制作することができます。
 

筆者は、具体的なひな形の作成をアドバイスしたり、

(「1分動画テンプレート」と呼んでいます)
 

依頼にもとづいて「1分動画テンプレート」を作成し、

このテンプレートをもとに作品を制作するアドバイスを

行っています。
 

もし、興味や関心をお持ちになった方がいらっしゃたら、

以下の「スマホで動画実践塾」のサムネールをクリックして

ください。

 
クリエイトバリュー 代表 中村 宏
 

“スマホで動画実践塾"/