光回線の乗り換えは本当にお得か?

2016/03/22

先日、NTT西日本の提携会社を名乗る会社から、フレッツ
光を契約中のお客様向けの割安プランができたのでご案内
したいとの連絡がありました。

聞いてみると、現在の月額5,400円の契約が、何と3,600円
になるのだとか。しかも、現在の契約条件を変える必要は
一切ないとのこと。

もし本当なら、これは良いものに違いないと、相手から電
話で指示されるままに、NTT西日本の転用番号まで取得し
て、さあ契約を、となった段階で相手の話におかしな点が
あることに気付きました。

1)月額料金は4,300円になる
(さっきの担当者は3,600円と言った)

2)事務手数料3,000円が新たにかかる
(現在との差額で3ヶ月で元は取れると言うけれど)

3)契約開始から新たに3年間の縛りが発生する
(後1年で見直しの時期だったのに、再び3年?)

4)3年〜1年未満の残存期間に応じて3万円〜1万円の
解約手数料が発生する
(エラく高額な解約手数料!)

はあ?
電話での説明では、現在の契約条件になんら変わる所はな
いという話だったから、転用番号まで取得したのに。

結局は新規勧誘の手口だったようです。すぐにNTT西日本
に連絡して、現在の契約はそのまま継続できていることを
確認。大体、冷静に考えても、そんなにウマい話がある訳
がない(笑)

翌日、また別のNTTのコラボ事業者を名乗る会社から、同
様の電話がかかってきました。もちろん、即お引き取り願
ったことは言うまでもありません。携帯のキャリア各社も
光回線との抱き合わせで移行を提案して来ます。どうやら
年度末へ向かっての光回線の獲得商戦が激化していて、そ
の一環での勧誘のようです。

月の契約金額が安くなるという理由で契約を変えることに
本当にメリットがあるのか、総合的に考えて判断したい所
ですね。

クリエイトバリュー 中村 宏

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